商売繁盛を神様に願うなら『おちょぼさん』

商売繁盛を神様に願うなら『おちょぼさん』

おちょぼさん』とは、伏見稲荷や豊川稲荷と並び「日本三大稲荷」の一つと紹介されることもある、岐阜県海津市にある稲荷神社『千代保稲荷神社(ちよぼいなりじんじゃ)』の事でお千代保稲荷(おちょぼいなり)と呼ばれることが多く、通称『おちょぼさん』として人々に親しまれており、商売繁盛家内安全の神様として知られ、年間200万人以上の参拝者がおとずれます。

月末の夜は大賑わい

商売にご利益がある稲荷神社なので、主に自営業者の人たちが「今月もありがとうございました。来月もよろしくお願いします。」と月をまたいで神様に挨拶に来る月並祭と呼ばれるお祭りが月末にあります。
月末の夜になるとたくさんの参拝者で大変なにぎわいをみせる『おちょぼさん』ですが、多くの参拝者の楽しみの1つでもあるのが、参道にズラリと軒を連ねるお店での買い物や、食べ歩きです。
なかでも、串カツ・どて串のお店が多く、いろんなお店で食べ比べしてみたくなりますね。

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門前町の趣を持つこの参道は、東口から南口まで約700mあり、両側に約120件ほどの店が立ち並びます

そしておちょぼさんの串カツを定番にした元祖と言われるお店が『玉屋』
店内がとにかくゴージャス!!
世にも珍しい、串カツ屋のパワースポットですねw

平日や日中の『おちょぼさん』はどうか

平日の日中はとても空いているので、どこも列ぶ事もなく食べ歩き、参拝する事ができるので、人混みが苦手な方や、月末に行けない人でも十分『おちょぼさん』を楽しむ事が出来ますし、夜とはまた違う雰囲気を味わう事も出来ます。

参拝方法は

まず、商売繁盛を祈願する方は名刺を必ず持参してください!そして、ライター(マッチなどの火が着けれるもの)

  1. 「南大鳥居」と「東大鳥居」があり参道で繋がっており、この参道の途中におちょぼ稲荷の境内へ行けます。
    距離的に近いのは「東大鳥居」です。
  2. おちょぼ稲荷では油揚げを拝殿に捧げます。
    その油揚げは手水舎近くでおばあちゃん達が売っているので、そこで油揚げとロウソクを購入します。
  3. 購入後すぐに「献灯所」があるので、そこで先ほど購入したロウソクに火を着け空いた所に立てます。
    ここで持参したライターの登場です!
    ※他のロウソクからの貰い火は、その見知らぬ誰かの業(ごう)を貰ってしまうとも言われています。
  4. 拝殿で参拝時に油揚げを捧げお賽銭を入れ二礼二伯一礼で参拝します。
    拝殿の向かいには霊殿があり、商売繁盛を祈願する人は名刺を刺して参拝します。

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まとめ

車での参拝は近くに有料駐車場(500円)がありますが、月並祭ではだいたい11時〜12時位ですと大変込み合います。
そして、参拝のピークは日付が変わる頃から深夜2時頃だと言われており、お店が閉まるのはだいたい深夜3時頃になります。

商売繁盛のために参拝するだけでなく、食べ歩きも楽しみの一つなので、

夜中でも活気に溢れ、賑わっているおちょぼ稲荷の月並祭

岐阜県に行く際でもし月末であれば、是非足を運んでみてください。